「文春砲あり or なし」メディアのどっち? by Think! 2050 ワークショップ(ファシリテーション/プロジェクトデザイン)開催レポート(2018.4.10)
メディアのどっち? Think! 2050で生まれた”問い”を共有
Think! 2050 開催レポートでは、当日の対話の中で生まれた”問い”を共有します。
学校の問題(問い)のように、事前に用意された一つの答えはありません。様々な”問い”を持ち帰り、自分ならどう”答え”るか?他にも、より善い”問い”がないのか?
これらの問いを参考に、みなさんが日常で考えるきっかけや、新しい活動の材料になれば幸いです。
今回のテーマは、
【電気のどっち?】
A案:”文春砲”あり
B案:”文春砲”なし
「文春砲あり」の立場から生まれた”問い”
- メディアが報道するときに、何が最も重要なのか?
- 自由なのか?個人の権利なのか?
- 書く側の権利か?書かれる側の権利か?
- 発信するのは自由ではないか?
- 受け手が、どう受け取るかがポイントではないか?
- メディアは信頼をどう得るか?
- そもそもメディアに信頼は必要か?
- メディアが報道に対して責任を持つか?
- 事実と真実はどう違うか?
「文春砲なし」の立場から生まれた”問い”
- タイミングが早い方を信じてしまうので、有利ではないか?
- 知らなくていい話が多いのではないか?
- ビジネスになれば何でもOKか?
- 個人攻撃は必要か?
- 立場の弱い人への報道は善いことなのか?
- 報道が出た時点で個人は既に損失を受けるのではないか?
それぞれ、反対側の立場への”問い”
- 面白がってもらえる内容だと、お金になるのではないか?
- 知ったほうがいい情報と、知らなくていい情報の境界はどこか?
- 境界は、個人が境界を引けばいいのではないか?
- 犯罪以外で、誰か(報道された本人、影響を受ける人)が不利益になる場合は知らなくてもいいのではないか?
- 個人攻撃をしているか?していないか?
- 「不倫」に対して報道するのは良いが、「不倫をしているだれだれ」に対して報道するのは知らなくていい情報ではないか?
- ビジネスになれば、良いのではないか?
- ビジネスになれば、何をやってもいいのか?
- 言論の自由と、個人の尊厳はどっちが優先されるのか?
- 言論の自由と、知る権利はどっちが優先されるのか?
- 報道によって、新しいビジネスチャンスになるのではないか?
- 関係者の認知が増えるのではないか?炎上商法など。
- 関係者以外のビジネスチャンスになるのではないか?
- 人を殺してまで、報道する価値がある情報はあるのか?
- 個人にとっては、対抗手段がないのではないか?
- 芸能人などの公人は、報道されるリスクを理解している職業ではないか?
- 受け手のメディアリテラシーを高めるべきではないか?
- 教育とセットではないか?
- 2050年になると報道の方法は変わり、今よりももっと情報が増えるが、何を優先するか?
- 重要な報道の時間が奪われるのではないか?
明日からやってみよう!
- 「2050年に自分が、次の世代が、ありたいメディアの姿はどっち?」を、友人や同僚と話してみよう!
今後の Think! 2050 開催予定
メディアのどっち? Think! 2050 開催概要
今回の合意を目指す議論テーマ:メディアのどっち?
【テーマ:”文春砲”あり or なし 】
「Think2050 あなたはどっち?」テーマを設けてみんなでギロン!
インターンの高校生・大学生と、社会人という多様姓ある
次の世代の子ども達に渡す社会について話し合うことが愉
そういう土台になる一つの場として、みなさんの参加をお
【選択肢】
A案・B案から立場を(仮でもOK)決めて、ご参加くだ
A案:”文春砲”あり
B案:”文春砲”なし
優先させるメリットは何があるか?それぞれ、どういった
Wikipediaより
【表現の自由】
https://ja.wikipedia.org/
【表現の自主規制】
https://ja.wikipedia.org/
【ネットのプライバシー権とは?自己情報コントロール権
https://
(サブイシュー)議論の展開に合わせて、以下も議論する
表現の自由 or 規制 のどっち?
メディアリテラシー教育あり or なし のどっち?
大手メディア or 個人メディア のどっち?
法による刑罰 or 私刑(ネットでの吊し上げ etc)
自己責任(個人の問題) or 社会責任(社会の構造・
2050年の社会では、どちらを選択したい?そのために
それぞれの立場からの主張を元に、相手を言い負かす(論
他人の意見を聞く、自身の考えを話すことを目的として、
※多数決、個人攻撃はしません。
【参加対象者のイメージ】
- 経済的な視点以外の知的好奇心を満たしたい人。
- 実践の議論を通じてロジカルシンキング、ファシリテーションスキルを高めたい人
- 今の世界をより善くしたい人、次の世代へより善い社会を渡したい人、行動に移ししたい人。
マイケルサンデル教授が実践している、論理的で対話型の学ぶ場を求めている人にオススメしています。
参考例:なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか? マイケル・サンデル
【Think! 2050の概要】
Think2050ではあまり議論する場がないテーマに
議論の方法はディベート(論破)ではなく、コンセンサス
学校では学べない「合意を目指す”議論”」の練習の場で
日本の学びは「覚える」「感想文」がメインですが、
ドイツや北欧諸国の学びは「考える」「論文」がメインで
ドイツは過去の国民が犯した反省を題材に、北欧では個人
日本の学校で学んだ「覚える」に加えて、社会人になった
【開催概要】
19:00~19:30 懇親会
※業後のため、遅れてくる方を想定し、ア
19:30~19:45 ロジカルシンキング&ファシリ
19:45~20:00 前提認識合わせ
20:00~20:30 ブレストと論点整理
20:30~21:30 論点毎の議論 ※ここで一旦終
21:30~ 議論の続き(自由参加)
※延長しない場合もあります。
費用:参加費 2000円 ※飲食の実費含む
場所:VACANCY OFFICE(五反田・大崎 徒歩6分、大崎広小路 徒
【対話のルールと方法 ※ディベートではない】
◆発言は、積極的に。主訴を30秒にまとめる。
・自分のために:伝えることで、自分の理解が深まります
・周りのために:新しい観点に、気づくきっかけになりま
◆個人批判と受け取らない。意見批判とは別。
・個人攻撃・ヘイトスピーチ・ネガティブキャンペーンは
・ディベート(論破・勝ち負け)が目的ではなく、合意が
◆多数決をしない。“未合意“を合意する。
・多数決は少数派の排除につながり、必ず対立を生む。
・合意した論点を延々と続けない、未合意点に注目して質
【Think 2050 紹介】
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「発言することが一番学びになる。」
「ディベート(論争)から、コンセンサス(合意)へ」
「過去・先進事例から学び、今を考え、未来の暮らしを楽
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をテーマに、身近なメンバーから始まり 3年間定期的に開催してきました。
普段話す機会がない仕事やビジネス以外の話を中心に、世
教育、働き方、恋愛・結婚、医療、災害・エネルギー、戦
せっかくなら未来がよい方向に向かうよう 2050年の未来を見据えて、テーマに対する「合意形成
ファシリテーションに関しては、実際に企業向けのワーク
2050年、遠いようで近い未来。
今を基点に未来を見るのではなく、未来から逆算して今を
普段のビジネス活動やプロジェクトに、ソーシャルグッド