お金のどっち? 国の通貨(¥/$/€)or 企業の仮想通貨(Bitcoin/Ripple/Nem) Think! 2050 開催レポート(2018.1.10)
お金のどっち? Think! 2050で生まれた”問い”を共有
Think! 2050 開催レポートでは、当日の議論の中で提示された”問い”を共有します。
”問い”に対して、どういう”答え”が出たか?他に”問い”がないのか?みなさんが日常で考える参考になれば幸いです。
今回のテーマは、
【働き方のどっち?】
A案:国の通貨(¥/$/€)(国が作った通貨)
B案:企業の仮想通貨(企業が作った通貨:ポイント含む
優先させるメリットは何があるか?それぞれ、どういった施策が有効か?
2050年、国の通貨(\/$/?)を選択したい立場から生まれた”問い”
- どんな状況になっているか?
- そもそも国の通貨ってなにか?
- 国の通貨はどうやって生まれるのか?
- 通貨の前は何がお金の役割を果たしていたのか?
- そもそもの銀行ははじまりは何だったのか?
- 税がかかるのであれば、仮想通貨の方が所得を受け取るメリットが大きいのではないか?
- 電子化が進むのではないか?紙幣やコインはなくなる?
- 世界の通貨が統一されないのはなぜか?
- 仮想通貨が流通すると国債が償還されなくなるのではないか?
- 国はどのような対策を講じるか?
- 銀行の立場はどうなるのか?
2050年、企業の仮想通貨(Bitcoin/Ripple/Nem)を選択したい立場から生まれた”問い”
- どんな状況になっているか?
- そもそも仮想通貨って何か?
- 仮想通貨はどうやって生まれるのか?
- なぜ価値が上下するのか?
- どうやって信頼を得るのか?
- 地球の資源(紙、金属)を考えたときに、仮想通貨の方が良いのではないか?
- マイニングするときの消費電気量が大きいので、単純に比較できないのではないか?
- 仮想通貨になると、銀行はいらなくなるのか?
- 仮想通貨っていくつくらいあるのか?
- 一つに統一される可能性があるか?
- 技術的な問題は解決できるか?
- お金の価値がわからなくなるのではないか?
- ポイントカードなどの延長で、仮想通貨がもっと多様化するのではないか?
- 電子通貨にも課税されるのではないか?
- 高齢者は付いていけないのではないか?
- 仮想通貨の大元に課税すべきではないか?
- 犯罪がなくなるのではないか?
- マネーロンダリングに使われるのではないか?
- 現在の既得権益層の権益が及ばないのではないか??
それぞれ、反対側の立場への”問い”
- 複数の通貨があると、日常遣いが難しいのではないか?
- 社会保障はどうやって担保されるのか?
- 仮想通貨のビットコインはどう防ぐか?
- どこで課税するか?
- そもそも通貨の目的は何か?
- 仮想通貨になると、経済政策はどうなるのか?
明日からやってみよう!
- 「2050年に自分が、次の世代が、ありたいお金の姿はどっち?」を、友人や同僚と話してみよう!
今後の Think! 2050 開催予定
お金のどっち? Think! 2050 開催概要
身近な「どっちがいいんだろう?」から、生まれる問い。
この場は「答え探し」ではなく、「どっち?」から生まれる小さな「なぜだろう?」を大事にしながら、自分の意思や考えた理由を元に参加者同士で意見交換を繰り返します。
意見交換の中で得られた「新たな問い」から、シゴトや暮らしに生かせるように、感情だけではなく論理的な考え方や客観的な視点を持ち帰ってもらうことが目的です。
すべての人と、すぐに完璧に意見を合わせることは難しいけれど、合意できないことを合意することもお互いを理解するための第一歩。
反対側の意見を知り、ほんの少しずつでも重なり合う意見を合わせて行った先には何が生まれるのでしょうか?
「Think2050 あなたはどっち?」テーマを設けてみんなでギロン!
インターンの学生と、社会人という多様姓ある参加者で議論します。
【選択肢】
A案・B案から立場を(仮でもOK)決めて、ご参加ください。
A案:国の通貨(\/$/?)(国が作った通貨)
B案:企業の仮想通貨(企業が作った通貨:ポイント含む)
優先させるメリットは何があるか?それぞれ、どういった施策が有効か?
Wikipediaより
【各国の通貨一覧】
https://ja.wikipedia.org/wiki/現行通貨の一覧
【仮想通貨とは(企業の仮想通貨)】
https://ja.wikipedia.org/wiki/仮想通貨
(サブイシュー)議論の展開に合わせて、以下も議論する予定です。
サブテーマ
・国の通貨はリスクが高い or 企業の仮想通貨はリスクが高い のどっち?
・お金と交換 or 物々交換のどっち?
・オンライン決算 or 現金支払い のどっち?
それぞれの立場からの主張を元に、相手を言い負かす(論破)するのではなく、
他人の意見を聞く、自身の考えを話すことを目的として、第3の意見が導き出される可能性も含めて、未合意の合意も含めた多くの合意を目指します。
※多数決、個人攻撃はしません。
【参加対象者のイメージ】
- 経済的な視点以外の知的好奇心を満たしたい人。
- 実践の議論を通じてロジカルシンキング、ファシリテーションスキルを高めたい人
- 今の世界をより善くしたい人、次の世代へより善い社会を渡したい人、行動に移ししたい人。
マイケルサンデル教授のような、論理的で対話型の学ぶ場を求めている人にオススメしています。
参考例:なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか? マイケル・サンデル
【Think! 2050の概要】
Think2050ではあまり議論する場がないテーマに
議論の方法はディベート(論破)ではなく、コンセンサス
学校では学べない「合意を目指す”議論”」の練習の場で
日本の学びは「覚える」「感想文」がメインですが、
ドイツや北欧諸国の学びは「考える」「論文」がメインで
ドイツは過去の国民が犯した反省を題材に、北欧では個人
日本の学校で学んだ「覚える」に加えて、社会人になった
【開催概要】
19:00~19:30 懇親会
※業後のため、遅れてくる方を想定し、ア
19:30~19:45 ロジカルシンキング&ファシリ
19:45~20:00 前提認識合わせ
20:00~20:30 ブレストと論点整理
20:30~21:30 論点毎の議論 ※ここで一旦終
21:30~ 議論の続き(自由参加)
※延長しない場合もあります。
費用:参加費 2000円 ※飲食の実費含む
場所:VACANCY OFFICE(五反田・大崎 徒歩6分、大崎広小路 徒
【対話のルールと方法 ※ディベートではない】
◆発言は、積極的に。主訴を30秒にまとめる。
・自分のために:伝えることで、自分の理解が深まります
・周りのために:新しい観点に、気づくきっかけになりま
◆個人批判と受け取らない。意見批判とは別。
・個人攻撃・ヘイトスピーチ・ネガティブキャンペーンは
・ディベート(論破・勝ち負け)が目的ではなく、合意が
◆多数決をしない。“未合意“を合意する。
・多数決は少数派の排除につながり、必ず対立を生む。
・合意した論点を延々と続けない、未合意点に注目して質
【Think 2050 紹介】
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「発言することが一番学びになる。」
「ディベート(論争)から、コンセンサス(合意)へ」
「過去・先進事例から学び、今を考え、未来の暮らしを楽
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をテーマに、身近なメンバーから始まり 3年間定期的に開催してきました。
普段話す機会がない仕事やビジネス以外の話を中心に、世
教育、働き方、恋愛・結婚、医療、災害・エネルギー、戦
せっかくなら未来がよい方向に向かうよう 2050年の未来を見据えて、テーマに対する「合意形成
ファシリテーションに関しては、実際に企業向けのワーク
2050年、遠いようで近い未来。
今を基点に未来を見るのではなく、未来から逆算して今を
普段のビジネス活動やプロジェクトに、ソーシャルグッド