結婚のどっち? 入籍婚 or 事実婚 Think! 2050 プロジェクトデザインWS開催レポート(2018.2.15)
結婚のどっち? Think! 2050で生まれた”問い”を共有
Think! 2050 開催レポートでは、当日の議論の中で提示された”問い”を共有します。
”問い”に対して、どういう”答え”が出たか?他に”問い”がないのか?みなさんが日常で考える参考になれば幸いです。
今回のテーマは、
【結婚のどっち?】
A案:入籍婚(婚姻届を出す)
B案:事実婚(婚姻届を出さない)
2050年、入籍婚を選択したい立場から生まれた”問い”
- 高齢になったときに、孤独になりにくいのではないか?
- 簡単に別れることができず、ブレーキがかかるのではないか?
- 現状の日本の法律を考えれば、入籍婚の方が社会制度上は有利ではないか?
- 浮気とか不倫という概念があったほうが、社会が安定するのではないか?
- 歯止めが利かなくなるのではないか?
- 心理的にも安心感が高まるのではないか?
2050年、事実婚を選択したい立場から生まれた”問い”
- 生物学上、同じ相手と長くいることは無理があるのではないか?
- 氏名が変わることも含めて、手続き的なモノが楽ではないか?
- 愛し合っていれば、制度上認められることは本当に必要なことなのか?
- 同性愛だと入籍できないが、制度に囚われる必要があるのか?
- バツイチ、バツ○○という言葉がなくなるのではないか?
それぞれ、反対側の立場への”問い”
- 制度上、手間が大きいことを理由に別れない仲の悪い家庭の子どもが不幸ではないか?
- 制度があることで、LGBTが特別扱いになってしまうのではないか?
- 片親になる家庭が増えたときに、子どもが幸せになるのか?
- 事実婚は別れる確率が本当に上がるのか?
- 生命保険の受け取りもできず、デメリットが多いのではないか?
- 責任感がない人が事実婚を求めるのではないか?
- 入籍していることで、離れずらくなり、拘束となり幸せな人が減るのではないか?
- 遺産相続でもめることを考えると、入籍しないほうが良いのではないか?
- 事実婚になると、色んな所で子どもを作ってしまうのではないか?
- 安易な離婚は減ったほうがいいのではないか?
- 入籍が神聖なものになりすぎているのではないか?かるくアプローチできないのではないか?
- 自由と安定を比較したときに、安定の方が幸せなのではないか?
- 結婚という制度によって、少子化が進んでいるのではないか?
- 事実婚でも幸せなのか?
- 制度があると「いい歳して結婚しないの?」という言い方はされないのではないか?
- 制度があると、入籍が正解になってしまうのではないか?
- 自由恋愛ではなく、親が決めた結婚の方が幸せだったのはなぜか?
- 結婚のハードルが高いのではないか?
- そもそも、何の目的で結婚するのか?
- 事実婚は本当に安定しないのか?
明日からやってみよう!
- 「2050年に自分が、次の世代が、ありたい結婚の姿はどっち?」を、友人や同僚と話してみよう!
今後の Think! 2050 開催予定
結婚のどっち? Think! 2050 開催概要
今回の合意を目指す議論テーマ:結婚のどっち?
【テーマ:入籍婚 or 事実婚 】
「Think2050 あなたはどっち?」テーマを設けてみんなでギロン!
インターンの高校生・大学生と、社会人という多様姓ある
次の世代の子ども達に渡す社会について話し合うことが愉
そういう土台になる一つの場として、みなさんの参加をお
【選択肢】
A案・B案から立場を(仮でもOK)決めて、ご参加くだ
A案:入籍婚(婚姻届を出す)
B案:事実婚(婚姻届を出さない)
優先させるメリットは何があるか?それぞれ、どういった
Wikipediaより
【結婚】
https://ja.wikipedia.org/
【事実婚】
https://ja.wikipedia.org/
(サブイシュー)議論の展開に合わせて、以下も議論する
サブテーマ
結婚は個人のため or 国のため のどっち?
同性の結婚 or 認められない のどっち?
個人の意思優先 or 家柄の優先 のどっち?
一夫一妻制 or 多夫多妻制の のどっち?
自分の子ども or 養子縁組の子ども のどっち?
それぞれの立場からの主張を元に、相手を言い負かす(論
他人の意見を聞く、自身の考えを話すことを目的として、
※多数決、個人攻撃はしません。
【参加対象者のイメージ】
- 経済的な視点以外の知的好奇心を満たしたい人。
- 実践の議論を通じてロジカルシンキング、ファシリテーションスキルを高めたい人
- 今の世界をより善くしたい人、次の世代へより善い社会を渡したい人、行動に移ししたい人。
マイケルサンデル教授のような、論理的で対話型の学ぶ場を求めている人にオススメしています。
参考例:なぜ市場に市民生活を託すべきではないのか? マイケル・サンデル
【Think! 2050の概要】
Think2050ではあまり議論する場がないテーマに
議論の方法はディベート(論破)ではなく、コンセンサス
学校では学べない「合意を目指す”議論”」の練習の場で
日本の学びは「覚える」「感想文」がメインですが、
ドイツや北欧諸国の学びは「考える」「論文」がメインで
ドイツは過去の国民が犯した反省を題材に、北欧では個人
日本の学校で学んだ「覚える」に加えて、社会人になった
【開催概要】
19:00~19:30 懇親会
※業後のため、遅れてくる方を想定し、ア
19:30~19:45 ロジカルシンキング&ファシリ
19:45~20:00 前提認識合わせ
20:00~20:30 ブレストと論点整理
20:30~21:30 論点毎の議論 ※ここで一旦終
21:30~ 議論の続き(自由参加)
※延長しない場合もあります。
費用:参加費 2000円 ※飲食の実費含む
場所:VACANCY OFFICE(五反田・大崎 徒歩6分、大崎広小路 徒
【対話のルールと方法 ※ディベートではない】
◆発言は、積極的に。主訴を30秒にまとめる。
・自分のために:伝えることで、自分の理解が深まります
・周りのために:新しい観点に、気づくきっかけになりま
◆個人批判と受け取らない。意見批判とは別。
・個人攻撃・ヘイトスピーチ・ネガティブキャンペーンは
・ディベート(論破・勝ち負け)が目的ではなく、合意が
◆多数決をしない。“未合意“を合意する。
・多数決は少数派の排除につながり、必ず対立を生む。
・合意した論点を延々と続けない、未合意点に注目して質
【Think 2050 紹介】
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「発言することが一番学びになる。」
「ディベート(論争)から、コンセンサス(合意)へ」
「過去・先進事例から学び、今を考え、未来の暮らしを楽
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をテーマに、身近なメンバーから始まり 3年間定期的に開催してきました。
普段話す機会がない仕事やビジネス以外の話を中心に、世
教育、働き方、恋愛・結婚、医療、災害・エネルギー、戦
せっかくなら未来がよい方向に向かうよう 2050年の未来を見据えて、テーマに対する「合意形成
ファシリテーションに関しては、実際に企業向けのワーク
2050年、遠いようで近い未来。
今を基点に未来を見るのではなく、未来から逆算して今を
普段のビジネス活動やプロジェクトに、ソーシャルグッド